所長の林です。
やっと夏の暑さが和らいできた感じです。気温が急に下がって、体調を崩さぬよう気をつけてください。
さて、今回「安全スタッフ」の「労災認定の境界線」に掲載された内容は、「暑熱環境下で作業中に心筋梗塞を発症したケース」についてです。年々暑さが厳しくなり、熱中症による労災事例が増加しています。また、暑熱環境下での作業では、熱中症以外に他の疾病(心筋梗塞等循環器系の疾患等)を発症する可能性が高くなります。このような熱中症以外の疾病を発症した場合の労災認定は、どのようになるかを解説していますので、参考にしていただければと思います。
熱中症対策の義務化に伴い、熱中症は減少するかもしれませんが、暑熱環境下では他の疾病も発症しやすくなりますので、持病を持っている職員には暑熱環境下で悪化しないよう周知をしていくことも重要と考えられます。